「全国寄り道旅日記」の古木です。
このたびもお立ち寄りいただき、ありがとうございました。
さて本日は、ちょっと前になりますが2020年1月6日付の日本経済新聞に紹介されていた「チーム運営 医師も学ぶ」という記事をご紹介したいと思います。
主な内容は、次の通りです。介護リーダーにとっても役立つ記事ですので、どうぞお目通しください。
最近、医療者がチームの運営方法や対話法など「ノンテクニカルスキル(非専門技術)」を学ぶ動きが広がっている。ノンテクニカルスキルは対話法やコーチングなど指導法のほか、チーム運営や時間管理などを含む総合的な技術のこと。医療者の「専門技術(テクニカルスキル)」とは異なるため「ノン」テクニカルスキルと呼ぶ。
従来の医療界では、対話法や指導法などをわざわざ学ぼうという意識は低く、体系的な教育を受ける機会がほとんどなかった。しかし、「患者ごとに異なるケアマネジャーや介護士など多くのスタッフと臨機応変にチームを組むため、医療技術だけでなく、ノンテクニカルスキルが重要になっている」「高いノンテクニカルスキルがないと、役割を果たせない」という声が増えている。
看護師を対象に「ノンテクニカルスキル」の研修が始められた。これは、看護師の離職率が高まっていたことがきっかけだった。看護人材支援専門官は「若手が気兼ねなく現場の問題点を指摘し、自ら解決できるようになる職場をつくりたかった」と話す。「ノンテクニカルスキル」は、労働時間の削減など経営面でも効果かある。導入を決断する医療機関はさらに増えるとみられている。
記事の紹介は、以上です。
いかがでしょうか。私はここでいう「ノンテクニカルスキル」とは、まさに「社会人基礎力」のことのように感じられました。
医療のみならず介護業界においても、専門知識や実務経験である「テクニカルスキル」とあわせて、「前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力」のような「ノンテクニカルスキル」の必要性が高まってきており、まさに車の両輪ではないでしょうか。
あなたの職場スタッフの「ノンテクニカルスキル」は、いかがでしょうか。
介護リーダーにも「ノンテクニカルスキル」である「社会人基礎力」の強化を図っていただき、「辞めない・業務改善・職場の人間関係」などの実現を支援して参りたいと思います。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。