今回は、1月26日(木)に登壇した「埼玉県労働セミナー」についてご報告したいと思います。
■埼玉県労働セミナーとは
「埼玉県労働セミナー」は、事業者・勤労者・就活中のかたに向けて、労働法令や労働関係の身近な問題をテーマに、より良い職場環境づくりに役立つ知識を提供するセミナーです。埼玉県や県内市町村との共催などにより、対面方式やオンライン(動画配信)などにて開催されています。
また、他の自治体でも類似のセミナーが開催されていると思います。関心あるテーマが見つかりましたら、ぜひ受講してみてはいかがでしょうか。(参加無料)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0815/rodo/rodoseminar/index.html
ところで、今回は「メンタルヘルス」と「コミュニケーションのポイント」というお題を頂戴し、埼玉県と所沢市の主催により下記の内容にて実施いたしました。
職場のメンタルヘルス対策講座 ~役立つ「能力要素」をわかりやすく解説~
1.「職場のストレス」から「メンタル不調」に至るプロセス(米国立労働安全衛生研究所による職業性ストレスモデル)
2.言いたいことが言える「職場の心理的安全性」の高め方(Googleが実証実験により解明)
3.Z世代が選ぶ「働くうえで重視したいこと」がストレス耐性を高める(成長と貢献)
4.スタッフから相談を受けた場合の対処の仕方(すべきこと/してはいけないこと)
申込締切の2週間前には定員に達するほど、多くの方々からお申し込みをいただき、ありがとうございました。18時30分からの開催でしたから、お仕事が終わってから参加された方もおられ、どうもお疲れ様でした。コロナ感染対策のため、メンバー間で意見交換いただくチーム演習は実施できませんでした。しかし、みなさん真剣に講義を聴かれ、個人演習にも真剣に取り組んでおられました。
また、コロナによるテレワークにより、メンタル不調に対する関心が高まっていることもありそうです。
ぜひ、下記サイトも参照いただき、ご自身や職場のメンタルヘルスにお役立てください。
働く人のメンタルヘルス・ポータルタイト
こころの耳:https://kokoro.mhlw.go.jp/(厚生労働省)
■おわりに
ゴールデンウイーク明けの5月8日の「5類」への引き下げなどにより、徐々にもとの生活が取り戻されてくることを期待したいと思います。それまでの間、もうしばらく頑張りましょう。