2014年5月31日
「伸びる新人に共通する3つの特長」③(社会人基礎力)
最後にご紹介する「伸びる新社会人に共通する3つの特長」第3の特長は、「考える習慣」です。
管理職や先輩社員からは、最近の若者に対して「指示待ち人間」「マニュアル人間」などと揶揄する声も聞かれます。しかし、そのような中でも伸びる新人はしっかりと「考える習慣」を身につけていました。朝の通勤電車の中では今日一日にやるべきことをイメージし、帰りの電車の中では今日一日をふり返って反省するそうです。通勤電車の中、ついスマホでも操作して過ごしてしまいそうですが・・・。
この「常に頭の中におき、すき間時間を使って繰り返し考える」を新人時代から身につけていれば強い味方です。これは、仕事が早い人に共通する特長でもあります。仕事が早い人は常に考え、机に向かった時にはその考えを書き出すだけなのです。パソコンに例えれば、頭を完全には「シャットダウン」せず、常に「スリープ」状態に保ち、ちょっとしたすき間時間に立ち上げ「考える習慣」を始めます。ほとんど無意識に。これを身につけている新人は、今後「組織から必要とされる人材」になることは間違いないでしょう。
今日まで「伸びる新社会人に共通する3つの特長」について見てきました。今後のみなさんのご活躍を期待しております。また他の研修でお会いできることを楽しみにしています。(文責:古木)